FC2ブログ

三国志相場戦略

6月1週が高値

1部・宮殿にて

劉備:軍師殿、いよいよ、今週は6月第1週ですな。しかも、先週は予定通り9500円を付けました。今週は9800円との予定でしたかな。

諸葛亮:はい、今の所順調に6月1週が高値になると思われます。それが今年前半の高値になるとの考え方も変わっておりません。直ぐに実現するでしょう。

劉備:軍師殿の予測は、予言の様でもあり、論理的結論の様でもある。不思議ですなあ。

諸葛亮:全く論理的帰結です、陛下。

劉備:どのような論理か、分かりやすく教えてください。

諸葛亮:日経平均は機関投資家の行動パターンで予測し、新興市場は個人投資家の行動パターンで決まると言う事です。

劉備:個人投資家の行動パターン、機関投資家の行動パターンとは?

諸葛亮:機関投資家は予算と説明責任と中途半端な知識が特徴です。個人投資家は付和雷同で行く所まで行ってしまうのが特徴です。

劉備:ほほう、手厳しいですなあ。

諸葛亮:いえ、見たままです、陛下。機関投資家の予算主義があるから前年度のチャートを見れば4月から夏までの相場の予想が出来るのです。そうでなければ5月の25日の週に9500円、6月1週に9800円など予想が出来るはずがありません。説明責任とは、素人の上司を納得させる報告という意味です。奇をてらった銘柄選択は出来ません。何でそんな銘柄を選んだのか、という下がったときの疑問に対し言い訳が必要です。有名な銘柄を選ぶのが無難です。

劉備:何となく分かります。

諸葛亮:自分のお金か会社のお金かで投資判断は変わります。機関投資家は自分のお金ではありません。平均的に自分のお金のほうがハイリスクに耐えられますので、最後まで行ってしまうケースが多いと言えます。機関投資家は中途半端と言いましたが、非難しているのではありません。自分のお金ではないのでリスクをとりきれないのです。またルールが決められていて、自分のリスクで運用しているのではありません。一番面白かったのは数年前に運用のリスク管理システムが銀行全行で採用されたことがあります。確かALMと呼ばれていたと思います。このシステムはロスカットが特徴の一つですが、ある時日本国債の価格が下がり、ALMが発動、全ての銀行が国債を売りに出たことがあります。機械的判断ですので止まることなく売りが出続けました。何しろ下がると売る仕組みです。売れば下がり、下がれば売られるの連続で急落してしまいました。機関投資家の欠点はここにあります。ロスカット、即ち大きなリスクを避けるために、下落しているものを売ってしまいます。リスクを回避するためにリスクは大きくなるわけです。

続く。
スポンサーサイト



「鬼より怖い一文新値」

1部・宮殿にて

劉備:軍師殿、また先週の解説をお願いします。いよいよ、来週は6月1日ですな。

諸葛亮:はい、今の所順調です。6月の1日というより6月1週が高値になると考えていますが、細かい事はさておき、一応今週には9500円を超え6月の第1週には9800円近くいくのではないかと考えています。それが高値に成ると言うのが私の見方です。

劉備:十分に細かいですよ、軍師殿。

諸葛亮:では早速先週の相場ですが、18日マイナス・19日20日はプラス・21日22日はマイナス・25日はプラスです。黄金週間明けの7日の終値が9385円、25日の終値は9347円ですから日経平均は18日間殆ど動いていません。

劉備:膠着状態ということですな。しかし、こう着状態を抜け出すと普通は一気に変化する、つまりボックスを上に抜ければ上放れ、下なら下放れになると聞いたことがあります。

諸葛亮:はい、そのようになる確率はかなり高いといってよいでしょう。しかもボックスが長く続けば続くほど確率は高まります。

劉備:では何故今回は違うと?

諸葛亮:はい、純粋なチャートであれば確率に従いますが、もし人為的に歪んだチャートであるとすれば結果はどうなるでしょう?

劉備:逆になる可能性がある、と言う事ですな。

諸葛亮:その通りです。相場の格言に曰く「鬼より怖い一文新値」です。少しだけ新高値を更新しても上放れにはならず逆に下がってしまいます。相場のセオリーは時に裏目に出てしまいます。結果的に裏目に出る事もあれば、一定の意識的な仕掛けがある場合もあります。仕掛ける側も必ず成功するわけではないのですが。

劉備:狐と狸の化かし合いですか。

諸葛亮:損得が絡むと人は思いもかけず人格以外の行動を取ります。要するに普段はしない行動を取ります。各銘柄の掲示板を見れば分かります。見るに耐えない書き込みが如何に多いか。そこまでして儲けたいか、というように感じますが儲けたいのでしょうね。そんなことで儲けても仕方ないし、長続きしません。自分の意思を相場に反映させようとするのは間違いです。

続く。

再度9500円達成後反落

1部・宮殿にて

劉備:軍師殿、先週の解説をお願いします。6月1日に近づいていますのでどうなるか興味深いですな。

諸葛亮:はい、初めに申し上げますが6月1日が高値になるのは、あくまで目安で申し上げたので、実際の高値が5月の最終になるか6月の第2週になるかは分かりません。

劉備:勿論承知していますよ。

諸葛亮:では早速先週の相場ですが月曜日の11日には日経平均の小さな節目9500円をザラ場で達成しました。達成感から利食い売りも出たためこれが先週の高値となってしまいました。前日比で見ると11日はプラス・12日はマイナス・13日はプラス・14日はマイナス・15日はプラスとなっています。つまり強弱間が対立しています。このような保合の後どちらかに動き出すのですが、今回はもう一度9500円を18日の週と25日の週に達成後、反落すると思われます

劉備:そんなに細かいことまで分かるのですか?

諸葛亮:いえ、預言者ではないのでそのような場面が見えているわけではありません。しかし、陛下もご指摘の通り株式は行動心理学の教科書のような性質があります。投資家は情報に対してどのような反応をするか、幾つかのパターンがあるように見えますが、実はパターンの種類は多くありません。

劉備:難しい話のようですが。

諸葛亮:はい、簡単な話ではありません。私も予想外の反応に戸惑う事もあります。それでも株は上がるか下がるか二つの反応しかありません。更に今までがどうであったかという前提条件があります。前提条件の集約されたものがチャートです。過去のチャートから未来が見えるのはそのためです。誤解が多いのはチャートを見ると今後どうなるかが分かるように考える人がいます。過去のチャートは前提条件であり、今後何が起きるかは新しい情報が決まります。チャートには6月1日が高値になるとは書かれていません。そんなことが分かれば誰でも株で儲かってしまいます。

劉備:即ちチャートで次が分かるわけではないが、チャートを見ておくと今後出てくる情報に対してどういう反応が起きるか予想ができる、と言う事ですな。

諸葛亮:その通りです。例えばチャートを見て既に株価が急落している場合、新たに業績の悪い数字が出ても織り込み済みとして株価は上がります。業績がよければ株価が上がるのではなく、業績が悪ければ株価が下がるのでもありません。あくまで事前予想と違う数字が出た時に株価が反応します。

劉備:それでは今回の軍師殿の予想はいかなる根拠に基づくのですか。チャートは前提条件で今後出る情報が株価を決めるのであれば、今後の情報が出る前に分かるとか。

諸葛亮:いえ、それは分かりません。今回の予測は悪い決算が出るのが分かっていて株価が上がっているのですから、決算後は悪材料出尽くしになりません。今下がっているのであれば出尽くしになりますが、今上がっていますので前期の悪い数字と今期に良い見通しが出ても織り込み済みです。今期の見通しが悪ければ急落です。私がPKOに対して否定的なのは、相場に投資家のリアクションと違う判断基準が持ち込まれるからです。投資は上がると思えば買いで下がると思えば売りです。人為的な売買は上がるから買うのではなく、「買い支え」を目的とし下がるときに買うのです。判断基準が逆です。
続く。

リストラスパイラル

1部・宮殿にて

劉備:おや、軍師殿、何か考え事ですか?

諸葛亮:はい、今年の相場が昨年とそっくりだと思っていましたが、そうなると未だ底を打っていない可能性があります。

劉備:えっ、それは今年未だもう一度下を見に行くのですか?そうなると6000円台も考えないといけないのですか?

諸葛亮:そうですね。そういう可能性はあります。今年の日経平均の罫線を見ると底を打ったときの足ではありません。もう一度崩れるかもしれません。確率で言えば8000円を割れるのが50%、7000円を割れるのが20%です。

劉備:下がるには下がる理由が必要ですが、今回そこまで下がるとすれば何が理由になりますか?

諸葛亮:はい、リストラスパイラルです。バブル崩壊後にデフレスパイラルという言葉が使われましたが、今回は正にリストラスパイラルになるのではないでしょうか。親会社がリストラ>子会社もリストラ>取引先もリストラ>総需要が益々減少>親会社の売上減少>親会社益々リストラ>・・・・
それが端的に出たのが日産自動車の赤字です。日産はゴーンが社長になって大幅なリストラを断行しました。非常に身軽で筋肉質の体質に変わったはずでした。しかし赤字です。この例を見てもリストラは後追いの策に過ぎません。売上の減少には勝てません。そういう負の連鎖になると今度は景気が戻っても雇用が増えないなどの現象も起こります。「米国にも多い、雇用なき回復」です。雇用に不安があると人は消費を減らします。

劉備:経済は未来が明るい事が前提になるということですか。

諸葛亮:ご明察です。100人中90人から95人は年初に相場の見通しを出させると年末が高いと言います。景気の回復は?年の後半からだと答えます。しかし現実の相場で年末がその年の高値などということは多くありません。

不景気になると何時ごろから回復するかが議論の全てになります。回復しない前提での議論はありません。しかし米国のナスダックにしても日本の日経平均にしても、もう誰も何時高値を抜くかなど議論しません。諦めていますね。つまり諦めてしまうと議論にはならないのです。

劉備:なるほど。そうなると軍師殿は日本経済には回復しない可能性があると?

諸葛亮:厳密に言うと回復は必ずします。何故なら景気を測るのは対前年比の数字だからです。100>70>50>30>36となった場合、最後の年は前年度比+20%です。景気は急激に回復したことになりますが、実際は大して景気はよくありません。ピークの3分の1です。景気の指数はこのような極端な数字にはなりませんが、株価はこのような動きが普通です。

劉備:要するに景気の大幅な回復がなくても、下がりすぎた株について投資チャンスは大きいと言う判断ですな。

諸葛亮:その通りです。リターンが200%・300%などの銘柄は幾らでもあります。日本経済は最後の輝きを放つのです。この輝きを取り逃がしたらもう株で儲けるのは無理だと言えるほどです。日本の人口が減少を始めているのはご存知の通りです。人口が大きく減少をして経済的な縮小が起きれば諦めざるを得ないでしょう。しかし暫くの間、資金余剰が起きます。

続く

6月1日高値

1部・宮殿にて

劉備:流石に12日は反落しましたが全体的に強い印象です。かなり楽観論が多くなり始めたように思いますが。

諸葛亮:そうです。楽観論が多くなると相場は天井に近づいている事が多いですね。

劉備:えっ、もう天井ですか?

諸葛亮:もう少しです。一応6月1日高値と考えておきましょう。予言ではないので、6月1日に高値をつけるかどうか分かりません。しかし、相場にはある程度客観的な目安が必要です。例えば空売りをしたい人は株価や指数だけ見て売値を決めます。しかし、もう少し客観的になる必要があります。6月1日高値だと思えば、気持ちにゆとりが出ます。もう少し高くなるかもしれないと思えることは重要です。多くの投資家は幾らまで上がるか?について9500円とか、9800円など価格的な判断を簡単に行います。しかし何時まで上がるかについては全く予想をしません。しかし相場には時間の概念が重要です。

劉備:前に教えてもらいました。3月の決算が明けると丁度新年度予算の配分があり・・ということですな。

諸葛亮:はい、株価に無関係に4月に買いが入ります。株価が幾らだから買うのではありません。4月だから買うのです。夏相場は高いか安いか。これも株価ではなく時間です。4月に高値をつければ5・6と下がり7・8と上がります。何故なら4月に高値になるのは1・2・3月が高かったので新年度は利益確定の売りから入ります。株価が高いのでPKOなど公的買い支えも不要です。ところが新年度に予算が配分されるのは何時もと同じです。売った資金と新年度予算が余ってしまいます。直ぐに9月の中間決算が待っています。10月には下期の予算が来ます。7月8月は買わざるを得ないのです。株価で買うのではなく時間で買うのです。

劉備:なるほど。と言うことは、今年は4・5と上がってきているので6月には利益確定売りが出る。7・8と下がって、下期予算が出て10月には上がる。それが分かっているので9月の半ばから上がり始める、と言う事ですか?

諸葛亮:ご明察です。

劉備:株って面白いものですなあ。行動心理学のようでもある。

諸葛亮:仰せの通り。心理学そのものとさえ言えます。

続く


 | HOME |  »

ブログランキング

1日1クリックお願いいたす!

FC2Blog Ranking

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

携帯からも見れますぞ!

QRコード